こんにちは二郎です。

エアコンが冷えないと「ガスが漏れてるから入れてください」って言う電話、結構あります。

だけど実際に漏れているエアコンはほとんどありません。何か故障をしてたり、使い方だったり、お手入れだったりすることがほとんどです。

ではどういう状態だったらガス漏れしてるのでしょう？この写真を見てください。

室外機の弁のところが結露しているとかなりの確率でガスが漏れてます。今回のお客さんはその症状が出てました。

 

ではどうしてガスが漏れてしまうのか。

1つには工事ミス。正直に言いますすえひろでんきでも数年に1度起きてしまう事はあります。申し訳ございません。それはエアコンの配管のつなぎ目にわずかな傷があったり、締め方が悪かったり、人為的なミスです。

そして、もう一つ残念ながら最近結構あるのが、エアコン本体からのガス漏れです。特に室内の熱交換器にほんとにわからない位小さな穴があり、数年かけてガスが減っていく💦この症状、最近のエアコンに多いように思います。その場合はメーカーのサービスマンが熱交換器ごと交換して、溶接し、ガスを入れて修理を行います。

その場合、けっこうな大仕事になりますので、とにかくこのように暑い時期は私どもがガスを持って走ります!応急処置で復活します。

 

通常エアコン工事では配管工事の後に真空引きと言う作業します。その真空の数値を見て変化がなければOK。たいてい配管のつなぎも大丈夫と言うことでガスを開封します。リークテスターという漏れ検知器も使います。

この作業、残念ながらやらなかったり、確認時間がすごく短い業者があったりします。それでは確認のしようがありません(;^_^A　この辺を丁寧にしてくれる業者に工事してもらうべきものです。

今年も酷暑ですね！エアコン、急にきかなくなると辛いです。ただガス漏れは本当に稀なんですよ。

使い方、お手入れよく確認して下さいね。

特に注意してほしいのは、エアコンの設定温度。使ってる方が暑いと感じた時はしっかり冷えるように使ってほしいです。２８℃なんて熱中症になるかも！

また単純なことですけど、フィルターの掃除ができてないと、いくらエアコンは頑張っても空気が入れ替わらないので冷えません。お手入れしっかりお願いします。

今日もブログ読んでくださりありがとうございました