まさに海の男! すごいお客さんからお話をうかがいました。 なんとあの船の船長までしてたとか⁉ 

こんにちは すえひろでんきの末広二郎です。 今日はすごいお客さんを紹介したいと思います。

ちょっとカメラに向かって表情固まってしまいました💦 お一人で元気にお住まいのご主人 おいくつに見えますか? 洗濯や身の回りの事は自分でちゃんとやってます。

なんと98歳のご主人です! それだけでも凄いですが、現役の時は海運業に就かれてたそうです。 つまり、海の男です。 なんと、あの海王丸の船長までしてたそうですよ。

※写真はネットから

せっかくの機会なので、ゆっくりとお話を聞かせていただきました。

ご主人がお仕事に就かれる前に海のことを勉強したのは、ちょうど戦時中 教えてくれるのは海軍の方々だったそうです。

時代ですね。もしかしたら軍艦に乗っていたかもしれません。実際、勉強して今もはっきり覚えてるのは防空壕の掘り方なんだとか。

現役時代に世界中を荷物を積んで、航海したご主人にお仕事の話を聞かせていただきました。

まず危険な事はあったんですか?

1番怖いのは、台風。 台風が通り過ぎても1週間位は、太平洋はうねり続けてるらしいです。

船は大きなものでも、完全に上から水をかぶり、海の中に一瞬潜ってるかのような感覚もある位のうねり方らしいです。ほんま怖いですね。

そんな海のお仕事での大切なことは?  それは荷物のライジング(積み込み)だそうです。

海の上で実際に問題が起きても対処なんてやりようがない。 航海に出る前の段取りしか対策しようがないとの事でした。だから荷物のライジング(積み込み)だけは慎重に。仮に予定時間が過ぎても絶対に手を抜くことは無かったとの事です。 なるほど、何事も段取り8分ですね。

そして、海の上にいる間に大切なことは?  「人間関係をもめせないこと」

当時は、男性のみで2ヶ月から3ヶ月の生活。 いざこざがあっても、同じ船の上、一度もめると修復できないし、航海中とてもしんどいとの事です。もめ事にならないように絶えず声掛けをして関係性を創ったそうです。 やはり大切なのはコミュニケーションですね。 実際、ご主人は私にもとても穏やかに丁寧にお話してくださいます。

また 世界中を見られて、1番のオススメはどこですか?と聞くと  「シドニー」と言う答えが、すぐに返ってきました。

とにかく素晴らしい街で、行って景観を見るだけで本当に素晴らしいと教えてくれました。 いつかシドニー行ってみたいと思いましたよ。

我々、街の電器屋のお客さんて高齢な方が多いです。 という事は、人生経験豊かでなんです。 その方の人生の物語を聞くと、本当にびっくりするような話が出てくることしょっちゅうなんですよ。  また、そんなエピソードあったらご紹介させてくださいね

今日もブログ読んでくださりありがとうございました。 さあ、今日も楽しみましょうね