なんと 地元、加古川の戦時中の様子は知りませんでした。 改めて、大変だったんですね

こんにちは すえひろでんきの末広二郎です。 先日、新規のお客様のところで、インターホンの工事をしていた時に、壁にかかってる絵が気になりました。 とても素朴で素敵な水彩画たち 「これはどなたが描かれたものなんですか」お聞きすると、そのお客さんのおばあちゃんが書かれたものだそうです。

そして少しお話ししてると、数年前に本を自主出版までされたらしいんです。 それがこちらの本

ご本人が小学生の時、戦争体験をされたことを少しでもたくさんの方に知ってほしいと書かれた本です。「松風が野にざわめいて」 戦争体験の本ってたくさんありますけど、この近所のことを書かれた本って見たことがなかったので無理を言ってお借りしました。

12月8日、突然始まった。戦争 真珠湾攻撃

だんだんと食料がなくなり、子供たちも手伝って農作物を作った様子

近所のお兄さんが戦争に行き、英霊として帰ってきた様子

さらに戦況が悪くなってきて、田んぼをつぶして戦闘機が、近所に待機しだしたこと

当時、田んぼだらけのもっと田舎だった加古川にも戦闘機がやってきて、機関銃で狙われた体験

神戸、明石、姫路とこの辺りも、街は空襲によって焼き払われた様子を遠くから見てたことを子供ながら記憶してること

そして、終戦を迎え、天皇陛下からのラジオの玉音放送 当日の朝早くから天皇陛下から大切なお話があると言うことを聞いて、みんなラジオの前に正座していた様子が生々しいです。

なんとこの本を出されたのは、作者ご本人が米寿の記念だそうです。 そのお年で絵を描き、文章まで考えたってほんとすごいですよね。

とても貴重な本を拝読させていただきました。街の電器屋って、お客さんといろんな体験をさせていただけます。 今度、本を返すときに、お客さんからお話し伺えるのもまた楽しみにしてます。

毎年、8月になると、テレビで戦争のことを取り上げて放送していただきます。忘れてはいけない大切なことだと思います。戦争で大変だったのは、テレビの中の遠くの土地ばかりではなく、ここ加古川でも大変だったと改めて教えていただきました。

今日もブログ読んでくださりありがとうございました。

さぁ、今日も楽しみましょうね