歴史が苦手で、嫌いな私がおススメする一冊「教養としての世界史の読み方」
こんにちは、すえひろでんきの末広二郎です。昨日からお盆明けの営業を再開しました!朝一番から電話が鳴り、お仕事をたくさんいただいて、感謝感謝です。
さて、皆さん、お盆はどう過ごされましたか?私はほとんど家でのんびりして、映画やドラマを楽しんでいました。その話は先日のブログにも書いたので、よかったら読んでみてくださいね。
それから、本も何冊か読んだんですけど、その中で特に面白かった一冊を今日はご紹介したいと思います。「教養としての世界史の読み方」っていう本で、本村凌二さんが書かれたものです。
実はこの本、誰かに紹介してもらったんですけど、すみません、誰だったかはすっかり忘れてしまいました(笑)。
私、正直言うと、もともと世界史が苦手で、あんまり興味もなかったんです。でも、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」っていうビスマルクの言葉に触れてから、歴史を知ることの大切さに気づいたんですよね。この本は、そんな私でもスイスイ読めるくらいわかりやすいんです。
例えば、上下水道について、江戸時代の日本とローマ帝国を比較している章があるんですけど、これがすごく面白くて。
ローマ帝国なんて2000年も前の話なのに、江戸時代はまだ200年前のことですからね。時代が全然違うのに、同じテーマで比較するなんて、ちょっと驚きました。
それなら、日本が遅れてるんじゃないかって思うかもしれないけど、実は世界最古と言われる石碑が青森で発掘されているんですよ。
つまり、日本も知的な生活を始めたのは世界でもかなり早いほうだってことです。
さらにこの本では、「文明がなぜ大河のほとりで発展したのか」という視点も取り上げています。
皆さん、なぜだと思います?
ここで面白いのが、気候の変化によって乾燥が広がり、水を求めて人々が川の近くに集まるようになった、という解説です。
なるほど、確かに水がないと生きていけないですからね。
それに対して、日本は温暖な気候で、どこでも農業ができる環境だったので、わざわざ川のそばに集まる必要がなかったんですね。
この本を読んで感じたのは、人は何か困難に直面したときに、新しいアイデアを出して、それを行動に移していくんだなってことです。今の私たちに置き換えると、コロナ禍を経験したり、SNSの進化で、人々の考え方やコミュニケーションの方法がどんどん変わってきていますよね。それに対応していかなければ生き残れない、そんな時代だと思います。
まだ全部は読んでいませんが、この本にはたくさんのヒントが詰まっています。引き続き楽しんで読んでいきますので、「教養としての世界史の読み方」ぜひ皆さんにもおすすめです!
それから、皆さんのおすすめの一冊もぜひ教えてくださいね。
今日はこんなブログでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!