趣味の話 30代の昔話
こんにちは。
すえひろでんきのメガネの従業員、中嶋です。
今回は趣味の話です。
みなさんはガチャガチャを子供の頃にしていましたか?
私が子供の頃、30年ほど前はカードダスというのが流行りました。名前の通りカードのガチャガチャです。
普通のガチャガチャが一個100~200円。カードダスは当時一枚20円とお手軽でした。とはいえ駄菓子で一袋分。お小遣いもない小学校低学年には20円も大金でした。
しかし記憶ではバインダー冊子にファイルするほどのカードを持っていたはず。思い返すに、一体その資金はどこから出ていたのでしょう?
思い出したのが、あのころには空き瓶回収というのがありました。酒屋さんに特定の空き瓶を持っていくと買い取ってくれたのです。ちゃんとリサイクルされていたんですね。
いま調べてみてもリユースの制度があるそうで(遡れば明治時代から始まったそうです)、店舗によっては一升瓶や大ビン、中ビンなども回収してもらえるようです。
当時は友人とあっちこっちから空き瓶を拾い集めては近所の酒屋に持ち込んでいました。酒屋の店頭にカードダスもあったので即消費。また軍資金を集めに走る……と、完璧なリサイクルの無限機関です。
ちなみに、アルミ缶の回収機というのもありました。播磨町にある大中遺跡の入り口に置いてあり(今はなくなりました)こちらはお金にならないのですが、投かんしたアルミ缶が一瞬でクシャっとつぶされるのが面白くてこれもまたアルミ缶を拾い集めては持って行っていました。
かくて収集されたカードダスのコレクション。大事に置いているのかと思いきや、ある日友達と見せ合いっこしたバインダー冊子を公園に忘れたため、思い出して取りに行ったころには中身をすっかり抜かれていて泣いて帰った悲しい思い出があるのでした。
そういったことがあったのでガチャガチャからは遠ざかっていたのですが、最近は思い出したように引くことがあります。
昔に比べれば200~300円とずいぶん高くなったガチャガチャですが品質も馬鹿みたいによくなっています。私は動物の小さな人形を集めて、玄関先に置いています。
もうすぐ新居が完成しますので、玄関先に並べてお迎えオブジェにしたいと思っています。楽しみだなあ。