GWの過ごし方2022

こんにちは。

すえひろでんきのメガネの従業員、中嶋です。

今回は趣味の読書の話です。

今年のGWは五日間と長いお休みをいただきました。

それだけあればあれもこれもできるぞと意気込んだのですが、思うようにはいかず…

赤さんの食事と、おむつと、寝かしつけと、お風呂とを妻と一緒にしているとあっという間に一日が終わります。これに家事も普段の買い物もしているんだから、妻は偉大です。

家に閉じこもっている間、せっかく新居に自分の部屋ができたのでいろいろ作るぞと思っていますが、この時期、木材が高いですね~。おこづかいと相談しつつ、ちまちま作っていくことにします。思い描く部屋になるのはいつになるやら。

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そんなわけで、長い休みの間にできたことは少なかったのですが一つだけ、買った小説を読むというのだけは完遂できました。

本と言っても一冊だけなので、読書される方からすればなにをそんなもんという話なのですが。

題名は『アグレッサーズ 戦闘妖精雪風』(早川書房 神林長平)

ゴリゴリのSF作品です。航空機の小難しい話と思いきや、意思疎通の難しい話の間に航空機の話が清涼剤のように入ってくる内容です。難しいテーマをわかりやすく書いている作者の力量に圧倒されます。

これがGW前に買って楽しみにとっておいた本だったので読むのが待ち遠しかったのです。なんせ13年ぶりの新刊。

最初の発表が1979年というのだから驚きです。

私が友人に勧められてハマったのは20歳の頃です。そのころ1巻2巻で完結していたのですが、アニメ化(主役声優はまさかの堺雅人さん)から作者が触発されて続編の3巻を執筆。もうないと思っていた続きに感動していたら続けて今作の4巻を発表。さらに続きが執筆決定…。

途中で立ち消えになった書籍や作品が世の中にはたくさんある中、続いてくれたことは何とも言い難い幸福です。

ああ、次の書籍化が何年先になるかはわかりませんが、いつかは出るというのは生きる一つの希望ですね。

願わくば作者の先生も壮健で完走されますように。