エアコンの設定温度って28度が良いの？本当はどうなの？

こんにちは、すえひろでんきですの末広二郎です。

最近、「エアコンが効かないから見に来て！」ってお電話をよくいただきます。この暑さですから、みなさん困りますよね。そこで、今日はエアコンの設定温度についてお話ししたいと思います。

テレビでよく「エアコンの設定温度は28度にしましょう」って聞きませんか？

でも、実はこれ、ちょっと問題があるんです。一軒家だと、エアコンを28度に設定していると、室温が30度を超えることが多いんですよ。今日もお客様のお宅でエアコンの温度を下げたら、「えっ、本当にいいの？テレビではダメって言ってたのに！」って驚かれました。

テレビの情報をそのまま信じるのは、ちょっと危険です。エアコンのリモコンに表示される温度はあくまでも目安なんです。

だって、お家の環境は一軒一軒違いますからね。壁の断熱材、窓の大きさ、ガラスの種類、日当たり、階数、築年数、住んでいる人数など、いろいろな要素が影響します。

「じゃあ、なんで28度って言われてるの？」って思いますよね。実はこれ、2005年に始まったクールビズの時に、環境省の方がなんとなく言った温度なんです。科学的な根拠はなく、最近では「努力目標」として紹介されています。

実際、熱中症は室温が25度以上、湿度が70%以上で発症するリスクがあります。

節電も大事ですが、命が一番大切です。エアコンの適正温度は、その家で暮らす方が快適で健康に過ごせる温度です。暑いと感じたら、遠慮せずにエアコンの温度を下げてくださいね。

みなさんが快適に過ごせるように、エアコンの使い方には気をつけてください。

何かご不明な点があれば、いつでもすえひろでんきにご相談くださいね！

すえひろでんき　tel:079-424-0243

今日もブログ読んでくださり嬉しいです。ありがとうございました。