加古川で加古川市平岡の電器屋-すえひろでんきをやってます末広二郎です。
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いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
さて、今日のブログです。
先日、エアコンの無料点検をご案内するチラシを作りました。

最初に相談したのは、いつものようにAIです。
「こんな内容で、こんなことをお客さんに伝えたい」
そうお願いすると、ものの数十秒で立派なチラシが完成しました。
文字もきれいに整理されていて、色使いもいい。
「おお!完璧やん!」
一瞬、そのまま使おうかと思いました。
でも、眺めているうちに、何か違和感が出てきたんです。
「これって、すえひろでんきらしいかな?」
今日は、そんなところから考えた、AI時代の情報発信と、その店らしい世界観についてのお話です。
あっ ちなみにエアコン点検のチラシ手を加えました。
どうでしょう? 伝わりますか?

① 下手くそなチラシを半泣きで破り捨てた頃
私が家業の電器屋を始めた頃。
まだお客さんも少なく、時間だけはたっぷりありました。
そこで、自分でチラシを作り始めたんです。
もちろんデザインなんて勉強したこともありません。
朝から晩まで、一生懸命手書きでチラシを作る。
ようやく完成して、
「できたー!」
と思って、改めて眺めてみると、
「うわっ、ひでー!」
あまりの下手くそさに、半泣きになりながら破り捨てて、ゴミ箱に放り込んだことも何度かありました(笑)。
それでも、お客さんに何かを伝えたくて、また作り始める。
そんなことを繰り返していました。
その後、思い切って輪転機を購入しました。
確か100万円以上したと思います。
今のようなカラー印刷ではなく、2色刷り。

それでも当時は、ものすごく贅沢に感じたものです。
ガシャン、ガシャン、ガシャン!
大きな音を立てながら印刷されていくチラシ。
夏は輪転機のそばが暑く、冬はインクが固まってうまく印刷できないこともありました。
文字がかすれたり、印刷が少しずれたり。
でも、今思えば、そんなところにも味があったような気がします。
それから時代は変わり、プリントパックなどの印刷会社が登場しました。
カラー印刷が驚くほど安くできるようになったんです。
もちろん、うちもカラー印刷になりました。
気がつけば、そんな手作りの情報発信を25年ほど続けています。
② フランス料理より家庭料理。段ボールPOPは学芸会!
今回、AIが作ってくれたチラシを見て感じた違和感。
何だろうと考えていたら、こんな例えが浮かびました。
AIが作ってくれたチラシは、プロが作るフランス料理みたい。
盛り付けも美しく、きれいに整っている。
一方、うちのチラシは家庭料理でしょうか。
その日によって、ちょっと味が違う。
見た目もそんなに立派じゃない。
でも、一生懸命作ったもの。飽きることのない 心のこもった料理
私は、そんなチラシが好きなんです。
実は、先日開催した「すえひろでんき みんなが笑顔になる時間 落語編」でも、同じようなことがありました。
会場をにぎやかにしたくて、スタッフと一緒にいろいろなPOPを作ったんです。
使ったのは、段ボール!


そこに手書きで文字を書いて、写真を切り抜いて貼り付ける。
露の紫さんのプロフィールや、すえひろでんきの取扱説明書なども作りました。
昔、ヴィレッジヴァンガードというお店の段ボールPOPが面白いなと思ったことが、ひとつのヒントになっています。
今なら立派なポスターやタペストリーも、手頃な価格で短期間に作れます。
でも、あえて段ボール。
何だか学芸会みたいでしょう(笑)。
だけど、私はこの雰囲気が好きなんです。
スタッフが、お客さんに楽しんでもらおうと、一生懸命考えて作ってくれる。
文字が少し曲がっていても、写真の切り貼りが不揃いでもいい。
そこには、作った人の体温みたいなものが感じられると思うんです。
もちろん、わざと下手に作っているわけではありません。
一生懸命作った結果、少し不完全なところが残る。
それも含めて、すえひろでんきらしさなんじゃないかなと思っています。
③ AIが進化するほど、その店らしい世界観が大切になる
今のAIは本当に優秀です。
チラシも文章も画像も、あっという間に作ってくれます。
私自身、毎日のようにAIに相談していますし、これからもどんどん活用していくつもりです。
でも、AIで誰もがきれいなものを作れるようになったら、どうなるでしょう?
世の中に、完成度の高い広告があふれる。
一方で、どれも似たような印象になってしまうかもしれません。
だからこそ、私は「その人らしさ」「その店らしさ」が、これまで以上に大切になると思うんです。
例えば、うちのチラシがお客さんの手元に届いたとき。
「ああ、またすえひろさんからや!」
そう思ってもらえる。
チラシを見ただけで、私やスタッフの顔が浮かぶ。
いつものお店の雰囲気を思い出してもらえる。
そんな情報発信ができたら、うれしいですよね。
これは、長年積み重ねてきたものだからこそ生まれる、その店ならではの世界観だと思います。
上手に伝えることと、自分らしく伝えることは、必ずしも同じではない。
AIが進化している今だからこそ、そんなことを強く感じています。
最後に
今年から、すえひろでんきはエディオンの看板を掲げるようになりました。
大きな企業の安心感や商品力は大切にしながら、町の電器屋として長年育ててきた親しみやすさも守っていきたい。
チラシも、段ボールPOPも、そのひとつです。
AIは上手に使う。でも、自分たちらしさまでAIに任せない。
これからも、そんな情報発信を続けていきたいと思います。
今日もブログ読んでくださり嬉しいです!ありがとうございました。
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